特定技能(航空分野)
特定技能「航空分野」受入れガイド(固定ページ/LP案)
谷島行政書士法人グループ|最終更新:2026年2月3日
本ページは、在留資格「特定技能1号(航空分野)」の概要を、受入れ企業・人事担当者向けにわかりやすく整理したトップページ案です。空港現場の人手不足に対し、即戦力となる外国人材を受け入れる制度として活用されています。
Contents
航空分野・受入れの概要(要約)
| 対象区分 | 1) 空港グランドハンドリング 2) 航空機整備 |
|---|---|
| 在留資格 | 特定技能1号(一定の技能・日本語水準を有する即戦力人材) |
| ポイント | 空港内で営業するための承認等が必須/分野協議会加入が必須/派遣(労働者派遣)は不可 |
| 主な要件(企業) | 空港管理規則等の承認等、または航空法上の認定等/協議会加入・協力/国交省の調査・指導への協力 |
| 当法人の支援 | 受入れ適合チェック、採用〜在留申請サポート、登録支援機関(支援委託)設計、運用の定着支援 |
1. 特定技能「航空分野」とは

航空分野では、空港の地上支援(グランドハンドリング)と航空機整備の2区分で、特定技能外国人を受け入れることができます。いずれも安全・定時運航に直結する業務であるため、受入れ企業側の要件(空港内営業の承認等、協議会加入等)が明確に定められています。
航空分野が選ばれる理由(現場ニーズ)
- 旅客・貨物の回復に伴い、空港現場で人手不足が継続(ピーク対応・夜間対応等)。
- OJTを前提に、定型作業を段階的に習熟させやすい(区分内で複数工程の習熟が可能)。
- 特定技能2号への移行が視野に入るケースもあり、定着・戦力化を設計しやすい。
2. 従事できる業務の範囲
(1)空港グランドハンドリング(例)
空港グランドハンドリングでは、主に次のような業務が対象とされています。
- 航空機地上走行支援業務(駐機場への誘導、移動 等)
- 手荷物・貨物取扱業務(仕分け、ULDへの積付、取り降し・解体 等)
- 手荷物・貨物の搭降載取扱業務(航空機への移送、搭降載 等)
- 航空機内外の清掃整備業務(客室内清掃、遺失物検索、機用品補充、機体洗浄 等)
※上記は、国土交通省資料に示された代表例です。
(2)航空機整備(概要)
航空機整備では、機体・装備品等の整備業務等が対象となります。現場では、資格保有者等の指導・監督の下で、安全基準・手順に基づく整備作業に従事します。
関連業務の扱い(注意)
- 特定技能では「区分の主たる業務」を中心に従事します。
- 付随的な周辺作業(準備・片付け等)は、業務の一体性・安全性を踏まえて範囲整理が重要です。
- 受入れ企業側で職務内容を明確化し、区分外の業務に偏らない運用が必要です。

3. 受入れ企業(特定技能所属機関)の主な要件
航空分野は、受入れ企業側の要件が比較的明確です。トップページとして要点を整理します。
| 空港内営業の承認等(空港GH) | 空港管理規則に基づく承認等(又は同等の条例・規程に基づき空港管理者が営業を認めた者)であること。 |
|---|---|
| 航空法上の認定等(航空機整備) | 航空法に基づく能力認定を受けた者、または当該者から業務委託を受けた者であること。 |
| 分野協議会への加入 | 国土交通省が設置する「航空分野特定技能協議会」への加入(未加入の場合、受入れ後一定期間内の加入が求められる運用があります)。 |
| 協議会への協力 | 協議会の運営・情報提供等への必要な協力を行うこと。 |
| 国交省の調査・指導への協力 | 所管官庁の調査や指導に対し、必要な協力を行うこと。 |
| 派遣の禁止 | 特定技能雇用契約で労働者派遣の対象としない(航空分野は派遣不可)。 |
登録支援機関に支援を委託する場合
支援計画の全部を登録支援機関へ委託する場合、委託先(登録支援機関)側も協議会加入等の要件を満たす必要があります。航空分野は、受入れ企業だけでなく「委託を受ける登録支援機関」も協議会加入が求められる点が特徴です。
4. 外国人本人(特定技能外国人)の主な要件
航空分野(1号)では、原則として技能評価試験と日本語試験の合格が必要です。トップページとして全体像を示します。
| 技能水準 | 区分ごとに定められた技能評価試験(空港グランドハンドリング/航空機整備)に合格。 |
|---|---|
| 日本語水準 | JFT-Basic または JLPT N4 相当以上(制度一般の原則)。 |
| 技能実習からの移行 | 関連する技能実習2号を良好に修了した場合、試験免除となるケースがあります(該当可否は職種・作業区分で判定)。 |
| 健康・安全適性 | 空港・整備現場の安全ルール遵守、夜間・屋外作業等の適性を踏まえた配置が重要です。 |
5. 受入れまでの一般的な流れ(概要)
1
事前チェック
受入れ可否の事前チェック(区分の選定、承認等の有無、協議会加入状況、職務設計)を行います。
2
採用計画の策定
人数、配置、教育計画、社内資格・OJT体制を策定します。
3
雇用条件の整備
賃金・労働時間・安全衛生、派遣不可の確認など雇用条件を整備します。
4
支援体制の決定
自社支援 or 登録支援機関へ委託の決定(委託時は機関の協議会要件も確認)をします。
5
在留手続・受入れ
在留手続(認定/変更/更新) → 入社・受入れ開始 → 定着支援・運用改善へと進みます。
6. よくある質問(FAQ)
Q1. ホテルや空港外の施設清掃は対象ですか?
A. 航空分野は、空港グランドハンドリング又は航空機整備の区分内での就労が前提です。なお、空港外の一般清掃等は別分野(ビルクリーニング等)で可能です。
Q2. 協議会加入はいつまでに必要ですか?
A. 航空分野では協議会加入が求められます。未加入の場合でも、受入れ後一定期間内に加入する運用が定められています(詳細は個別に確認します)。
Q3. 登録支援機関へ丸投げできますか?
A. 支援計画の全部を委託することは可能ですが、委託先の登録支援機関にも協議会加入等の要件が求められます。
7. 当法人のサポート内容(例)
- 受入れ適合チェック(承認等・協議会加入・職務設計・派遣不可の整理)
- 採用〜在留手続の伴走(在留資格認定/変更/更新)
- 支援体制の設計(自社支援/登録支援機関委託の比較、委託先要件の確認)
- 運用の定着支援(定着面談の設計、社内ルール整備、監督官庁対応の整理)
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8. 出典(一次情報)
- 国土交通省:航空分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)
- 国土交通省:航空分野における特定技能外国人の受入れに関する誓約書(分野参考様式第9-1号)
- 国土交通省(資料):航空分野(空港グランドハンドリング)における特定技能制度について(R6.10.21提出資料)
- 出入国在留管理庁:特定技能1号の各分野の仕事内容(航空分野の区分・業務例)
※本ページは概要説明を目的としており、個別事案により要件や運用が異なる場合があります。最新の取扱いは一次情報と個別確認に基づき整理します。
